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2006年1月17日 (火)

人の幸せ

本日は初回ということで2本立てでいきたいと思います!!っというかもう夜12時を過ぎていますので嘘になりますね(笑)

ところで皆さん。最近幸せですか?

何故こんな事を聞いたかといいますと、友達の5回忌が迫っているからです。

彼は18歳という若さでこの世を去りました。原因は喘息による窒息死。旅行先で亡くなりました。もし喘息の方がいらっしゃれば分かると思うのですが、喘息とは気管が発作的に細くなり、息苦しいや咳き込むなどの症状が現れる病気です。これを一時的に緩和する為に小型の吸入機などで細くなった気管を広げて症状を抑えます。彼も喘息の為の吸入器を持っていたはずなんですが、そのときは持っていなかったそうです。そのため、夜中に発作が起こり、そのまま窒息死してしまいました。

彼のお葬式に私は行きました。彼は一人っ子でした。無念の念を抑え切れずに声を荒げて泣くお母さん。棺おけにしがみついて泣き崩れる友達。たくさんの友達が声を上げて泣いていました。見ていられませんでした。出棺直前、亡骸が納められている棺に私は花を一輪供えました。そこには、ついこの間まで笑いながら喋っていた友達の遺体が横たわっていました。その彼を見て私は、「お前幸せやったんか?」と心の中で問いかけました。

あれから4年、時間はアイツを残したまま流れていきました。アイツは幸せだったのでしょうか?皆は言います。「一人っ子なのに本当にかわいそう。」、「お母さんは居た堪れない気持ちやろうな。」、「親より先に死んでしまって。これ程の親不孝はないな。」確かにそうかもしれません。アイツの死によって、私たちの心には計り知れない悲しみを残すことになりました。私たち以上に彼の親はとんでもない悲しみを覚えたでしょう。確かにアイツは不幸だったのかもしれません。

でもどうでしょう?私たちは何故あの時深い悲しみを抱いたのでしょう?それは私たちがアイツを失いたくなかったからです。人が人を必要とすることなんて奇跡としか言えません。この世の中には60億以上の人間が生きています。その中でほんの一握りの人間としか関わりを持てません。こんな確率まさに天文単位に近いものがあります。その天文単位の確率を、アイツは握りながら逝きました。数少ない確率から数多くの友情を握り締めて・・・。そんなアイツは本当に不幸だったでしょうか?私は幸せだったと思います。こんなにも多くの友達に見送られたアイツは幸せでした。そう思いませんか?

人は生まれれば必ず死にます。その時に悲しんでくれる人。そんなかけがえのない人をたくさん持ちたいですよね!!アイツはそんな事を私に教えてくれた大切な友達です。

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